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よくある質問

ルネサス エレクトロニクス製フラッシュ・マイコン書き込みの手引きについて教えて下さい

フラッシュ・マイコン書き込みの手引き ※FL-PR3の場合
●マイコン(ターゲットボード)とフラッシュプロ(ライタ)とのインターフェース 準備
ターゲットボードもしくは書き込み(FA)アダプタを設計するために、以下のものを用意します。
⇒ 書き込み対象のマイコンのデータ・シート(特約店様等に要求してください)
⇒ フラッシュプロのマニュアルもしくはフラッシュプロ・ターゲット作成マニュアル
●マイコン側の端子処理
オンボード書き込み、書き込み(FA)アダプタを利用しての書き込み、いずれの場合にもマイコン側の端子処理が必要です。
●電源・GND
マイコンのデータ・シートに従って(Vdd,Vss、アナログ電源、クロック電源等)電源ラインに接続すべき端子を確認します。
ターゲット電源をセンスするためフラッシュプロにも電源電圧を入力する必要があります。
●クロック入力端子
マイコンのデータ・シートに従ってクロック入力端子の接続先を確認します。
☆書き込み(FA)アダプタを利用する場合のみフラッシュプロよりクロックを供給することができます。
●書き込み用シリアルチャンネル
マイコンのデータ・シート及びフラッシュプロのマニュアルに従って、書き込み時に使用するシリアルチャンネル(特にSI(RxD),SO(TxD)の入出力の方向等)の接続先を確認します。
(フラッシュプロのマニュアルの負荷条件に従ってください。)
●リセット端子
マイコンのデータ・シート及びフラッシュプロのマニュアルに従ってリセット端子の接続先を確認します。
(フラッシュプロのマニュアルの負荷条件に従ってください。)
●VPP端子
マイコンのデータ・シート及びフラッシュプロのマニュアルに従ってVPP端子の接続先を確認します。
●未使用端子
マイコンのデータ・シートに従って処理すべき未使用端子を確認します。
●フラッシュ書きこみ用コネクタ
マイコンのデータ・シート及びフラッシュプロのマニュアルに従ってフラッシュ書き込み用コネクタへ配線する必要のある信号を確認します。
●ターゲットボードとフラッシュプロとの接続
マイコン側の端子処理及びフラッシュ書き込み用コネクタへの配線を行った後にターゲットボードとフラッシュプロとを接続します。
●フラッシュプロの書き込み条件設定
フラッシュプロGUI(コントロール・ソフト)上でのTYPE設定について
●書き込み対象マイコン用のパラメータファイル
GUIのメニューから[Setting] -> [Device]により、パラメータファイルを読み込みます。 (パラメータファイルによりマイコン固有の設定が完了します。) 書き込みシリアルチャンネルの設定 マイコンのデータシートに記載されている書き込み用シリアルのVPPパルス数に応じた書き込みチャンネルを設定します。
TYPE 設定中の書き込みチャンネルとVPPパルス数の関係は以下の通りです。
VPPパルス数 書き込みチャンネル VPPパルス数 書き込みチャンネル
0 SIO ch-0 8 UART ch-0
1 SIO ch-1 9 UART ch-1
2 SIO ch-2 10 UART ch-2
3 SIO ch-3 11 UART ch-3
4 IIC ch-0 12 Port A
5 IIC ch-1 13 Port B
6 IIC ch-2 14 Port C
7 IIC ch-3  -  -
●シリアルクロックの設定
マイコンのデータ・シートに従ってシリアルクロックの設定をします。 (極端に高速もしくは極端に低速なクロックスピードではマイコンが動作しない可能性があります。)
●CPU動作クロックの設定
ターゲットボード上に実装しているクロックを指定します。 (書き込み(FA)アダプタを使用する際にフラッシュプロからクロックを供給する場合は、マイコンの動作範囲内で値を設定します。) Multiple Rate(逓倍率)はターゲットボードの端子処理によって逓倍の設定している場合その逓倍率を設定します。 78Kシリーズや端子処理による逓倍率設定機能を持っていないマイコンは「1.00」を指定します。
●マイコンとフラッシュプロとの接続
フラッシュプロよりマイコンにアクセスできることを確認します。
●マイコンのシグネチャ(SIGNATURE)の読み出し
GUIのメニューより【Other】→【Signature】によりマイコンよりシリコンシグネチャを読み出すことができます。 シグネチャが正常に読み出せることにより正常にマイコンにアクセスができていることを確認します。 *正常に動作しない場合の対策はこちら *対策を行っても正常に動作しなかった場合は特約店様へ問い合わせてください。
●マイコンへのデータの書き込み
マイコンのデータ・シート及びフラッシュプロのマニュアルに従って目的のデータを書き込みます。  【注意】 ここではマイコンのデータ・シート及びフラッシュプロのマニュアルより特に必要と思われる項目を抜粋しておりますので、 詳細はそれぞれの資料によりご確認ください。 またフラッシュ・マイコン個別の事項はルネサス エレクトロニクスもしくは特約店様にご確認ください。

正常に動作しない場合の対策
エラーの種類 状況 対策
ER08 Target initialize error. マイコンがフラッシュ書き込みモードになりませんでした。 ターゲットマイコンの端子処理、書き込み用コネクタの配線、TYPE設定の内容を確認してください。
またVdd,Vppが正常に出力されているか確認してください。
UART使用時、マイコンのUART誤差により通信の同期がとれない場合があります。その時は、CPUクロックを変更するかSIOに変更して下さい。
上記の要因でない場合は、ライタ内のVddライン、Vppラインのヒューズが切れた可能性があります。
詳細はこちらを参照してください。
該当していた場合は、購入された特約店にご相談願います。
ER09 Target SIGNATURE error. パラメータ・ファイルとマイコンのシグネチャ情報が異なります。 マイコンの品名、規格にあったパラメータファイルを選択して下さい。
ER0B Target return error. マイコンがエラーを返してきました。 ノイズの発生等によりマイコンとのインターフェースが正常にできていません。 TYPE設定の内容を確認してください。 電源ライン、クロック等のノイズを確認してください。
ER35 Cannot get aSLAVE ddress.(1bit) IIC通信エラーです。 配線とIIC上の他のデバイスの確認をしてください。
ER36 Cannot get SLAVE address.(9bit)
ER38 IIC WRITE error.(1bit)
ER39 IIC WRITE error.(9bit)
ER3B IIC READ error.(1bit)
ER3C IIC READ error.(9bit)
ER37 Cannot get SLAVE address.(ACK) IIC通信エラーです。 ターゲットマイコンの確認をしてください。
ER3A IIC WRITE error.(ACK)
ER3D IIC READ error.(ACK)
「ER42 Illegal SW Target ON.」 POWER SELECTスイッチが「VDD OUT」になっている状態で、「USER VDD」が供給されている。 POWER SELECTスイッチを「VDD IN」に切り替えてください。
ER43 Illegal SW Target OFF. POWER SELECTスイッチが「VDD IN」になっている状態で、「USER VDD」が供給されていない。 ・「USER VDD」を供給してください。 ・書きこみ(FA)アダプタをご使用の場合はPOWER SELECTスイッチを「VDD OUT」に切り替えてください。
ER50 VPP OUT CURRENT error. VPPの過電流が検出されました。 ターゲットボードのVPP端子を確認してください。 (特にVPP端子がGNDラインに短絡していないか等)
ER51 VDD OUT CURRENT error. VDDの過電流が検出されました。 ターゲットボードのVDD端子を確認してください。 (ターゲットボードの消費電流がフラッシュプロの供給能力を超えていないか等)
ER54 User VDD error. ターゲットボード用電圧に異常が検出されました。 ターゲットボードの電圧を確認してください。



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